監督と出演者の舞台挨拶では、みんなのこの映画に対する真剣で熱い想いを聞くことができました。なかでも詩人役藤本さんの「野球でいうと甲子園、サッカーでいうと国立、映画でいうとユーロスペース。」という言葉がおもしろくも的を得ていて、なるほどなーと思いました。
そのユーロスペースで上映された『TRAIL』本編は、大きなスクリーンと優れた音響システムのお陰で、今までかすかにしか聞こえていなかった音も再現され、こういう映画だったのか、と初めてこの映画の本当の姿を観たというか、ますます体全部で感じる体感の映画になっていました。やはり映画は映画館で上映されるべき物ですね。そこにお越し下さったたくさんのお客様どうも本当にありがとうございました。
ロビーには劇中で山口洋佑さんが描かれた絵も展示しています。映画を観てから鑑賞するとまた感慨深いものになると思います。
ともあれ、『TRAIL』の公開/航海はまだあと3週間、7月19日(金)まで続きます。半券提示で料金が1000円になるリピータ割引も実施していますので、2度3度と足をお運びください。お待ちしています。